いい家の条件「インテリア」

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日本の家屋は木造の場合が多く、耐用年数も20年から30年ぐらいとされています。又、地震や台風、水害、高潮、土砂崩れ、最近では竜巻などの自然災害も多くて仮住まいと呼ばれることも多く、住宅を新築しても本体の維持管理で精一杯とも言われています。
住宅の計画においては最初から家具の配置やカーテン生地、テレビの設置場所まで決めて進める場合は稀で、敷地回りの門扉や塀、玄関や勝手口周辺のアプローチ、ポーチやテラス、車庫、そして庭その他という順序で建築の予算に余裕のある場合にのみそれに割くことができるとも言えます。
又、家族の数も年月と共に増減しますし、その時代の流行というのも変遷して行くものです。そしてインテリアについては確かにその部屋の雰囲気を一定の趣あるものにしてくれます。
インテリアコーディネートと呼ばれる場合があります。これは内装の調和を意味し、家具・調度品や備品、エアコン等の設備機器、床材、巾木、腰壁、あるいは壁、廻り縁、天井材、そして建具や照明器具、観葉植物、カーペットやカーテン、ブラインド等の要素が材質的にも色彩的にも調和するように調整され施工されるものです。
注文住宅においては著名な建築家に依頼する場合はこれらの内容も盛り込まれることもありますが全部が全部がこうであるとは限りません。
床材は畳であるか、フローリング材であるか、大理石それともカーペットであるかによって機能性が方向付けられ使い勝手が違い材質によって肌触り感や摩耗度も変わって来ます。
統一感を持たせたい場合にはある程度の分類分けが成されていて、雰囲気作りを行うことも出来ます。
よく知られているのはナチュラルやモダン、カジュアル、クラシック、エレガンス、アジアン、カントリーなどあってさらにはそれから細分化したスタイルがあります。これらはただ単にその部屋だけに関わるというよりも、外観にも関係して来ますので、内外とも見据えて計画する必要もあると見られます。

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