従来は新築時に導入する必要性があった全館空調は現在既存の住宅にも後付けができるようになっている上に、後付けをした場合でも新築時に導入した事例と変わらぬ効果を受ける事が可能です。
全館空調は常に室内の全ての部屋の温度を一定に保つ事が特徴なので、後付けする際には既存の住宅が有している断熱性能を専門知識と専門技術を有している担当者が断熱診断を行う事から始まります。
特に外気の侵入経路になりやすい窓ガラスや窓サッシを中心として室内や屋根裏など隅々に至るまで診断を行っていき、診断結果を元にして必要であると判断された箇所に対して断熱性能を向上させるための工事を行います。
しかも、全館空調の導入に際し壁などの断熱性能を強化する必要が生じたとしても、壁面を解体するといった大掛かりな工事は必要としないので、工事費が安価に抑えられますし住み続けたまま工事を進めて頂く事も可能です。
そして、全館空調を後付けした後は現代の住宅に多い下がり天井のようなデザインになるため、実用性と共にデザイン性も高くする事ができます。